ターゲット選定
ターゲットは極限まで絞り込む。欲張って大衆をターゲットにしたメッセージを発信しても、誰からも見向きもされない。ターゲットを絞れば絞るほど、読む人の欲求を大いに刺激する。さらに、絞り込んだターゲット以外の人からの反応も上がる。
<絞り込む切り口>
●年齢、性別、所得、職業、家族構成
●価値観(仕事、お金、家族、人間関係、健康)
●求めているライフスタイル(都会派⇔自然派、出世志向⇔趣味志向)
キャッチコピー(タイトル)
興味をつかみ、本文へ読み進めてもらうことが目的。
キャッチコピーは、商品の一番のベネフィットを簡潔に伝える。ベネフィットとは、その商品を手に入れることでどういう未来が待っているのか、つまり「望む未来」。商品の特徴ではない(販売者目線か読者目線かの違い)。
気取った自己満足のキャッチコピーではなく、相手の立場に立って、欲求を刺激する具体的なキャッチコピーでなければいけない。
欲求とは、「苦痛から逃れ、快楽を得ること」。人は快楽を得ることよりも、苦痛から逃れることを優先する生き物。痛みの種類としては、恐怖・退屈・無能・孤独・失敗の5種類ある。このどれかを深く刺激する言葉を使いながら、読み手の感情と興味を揺さぶる。
キャッチコピーの型については、以下サイト参照。
キャッチコピーの基本型30
本文
①結果を示す
ベネフィットは、望む未来であるのに対して、結果は、商品の実際の効果を表す。動画や写真で示すと効果的。
例えば、英語教材の場合、
・ベネフィット=外国人の彼女が欲しい
・結果=英語が話せるようかっこいいですね!になる
②効果を実証する
根拠となるデータ資料などを用いて、理論的に説明する。
③(販売者の)信頼性の演出
・実績、成功事例
・業界での経験年数
・社会的に信頼性のある企業や人々と一緒に仕事をした経験
・権威者の意見、推薦
*まだ材料がなく、自己紹介をする場合は、肩書き&写真(スーツ姿、背景)を工夫する。
④ソーシャルプルーフで(商品への)安心感を与える
・お客様の声(口コミ)
・過去の販売実績 *表やグラフ資料など、データで示すと良い。
クロージング
決断を先延ばしにする習性がある。一旦去ると、ほとんどの場合、二度と戻ってこない。顧客の背中を押す行為がクロージング。
①簡便性
すぐに実感できる満足をオファーに組み込む
・効果が現れるまでの時間
・ステップバイステップで簡単に実践ができる旨
・簡単に、素早く、という文言
を明記する。
②希少性
人数限定
数量限定
時間限定
日数限定
曜日限定
客層限定
条件限定
③特典
特典単体でも欲しいと思える価値あるもの。
・理由
・ベネフィット(特典の特徴ではない)
も一緒に伝える。
④保証
・返金/返品保証
・アフターサービス保証
・サポート保証
追伸
まず価格をチェックしようとして、最後の部分を読もうとする人が多く、セールス色の強い、クロージング部分を見られることは避けた方が良い。要点を把握してもらう追伸を置くと良い。
内容は、本文の繰り返しで良い。一貫性を保つことで説得力が高まる。
・ベネフィットをまとめて伝える。
・逆に、商品を手に入れなかったら失うものを伝える。
テクニック集
●常に読み手を主人公にして、1対1で話しかける
「私」「みなさん」「~な人」⇒「あなた」
●たとえ話を使う
1つ2つのたとえ話を入れると、文章の読みやすさや感情移入のしやすさが倍増する。ぜひ試してみよう。一つのレターに、2〜5つぐらいのたとえ話が最適だ。
●見出しを使う
さっと流し読みしかしない人でも、内容を簡単に把握することができ、興味を持ってもらいやすい。
●人はメリットを疑い、デメリットは信じる。
良いことばかりで固めては、かえってウソ臭くなるので、商品のデメリットもしっかりと記述する。そして、デメリットの後にはメリットでカバーする。
●類似商品の比較
この商品もいいですよ、こっちの商品もいいですよ、と複数の商品どちらも押してはいけない。紹介したい商品のライバル類似商品があれば、 その商品と自分が紹介したい商品を比較する。それにより、より紹介したい商品の魅力を引き出すことが出来る。
●言葉を変えて同じことを 3 回主張する
繰りかえし強調して商品を紹介する等。同じ言葉を使って、同じことを3回連続主張したらうっとおしいのでNG。
●対話型コンテンツを利用する
会話のやり取り口調で書いていく方法。
●共通の敵を作る
「あなたは悪くなくて、他の○○のせいなんだよ」と言ってあげる。敵の例は、
(1)その業界で私利私欲だけ考え暴利を貪っている人
(2)「秘密」を隠し続けてきた人
(3)古いパラダイムで生きる人、あるいはその業界の構造
●売り込まない
「これは私のオススメです!」「私がオススメするこれは・・・」「絶対に買わないと後悔します」などは、一期一会のサイトアフィリではNG。ブランディングを確立した芸能人やブロガーならOK。
●reason why を徹底する
何かメッセージを伝えたら、その理由と根拠をすぐに述べる。
(参考)他のコピーライティングの型「PASONAの法則」
Problem [問題点を明確化する]
商品の使う理由や悩みを紹介する
こんな悩みはありませんか?
こんなことでお困りではありませんか?
こんなことがあったら困りますよね?
Agitation [問題点を煽り立てる]
その商品を使わないとどうなるのか?
それ、そのままにしておくと大変なことになります。
最悪の場合、こうなってしまいます。
私は大変な目に会いましたが、あなたはまだ大丈夫ですか?
Solution [解決策を示す]
商品を使った感想やメリット、商品レビュー
その悩みなら、これを使うことで解決出来るかも知れません。
私も同じ悩みを抱えていましたが、これを使う事で解決しました。
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Narrow down [購買意欲を高める]
ユーザーが今購入する理由、お得を強調する
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Action [行動を呼びかける]
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